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コーヒー☕️どーぞ ちいさな魂と太陽 2

「僕は好きなだけ、特別になるんだ!」



「そうだとも  今すぐ始めていいよ」



「君はどんなふうに特別になりたいのかな?」



神様は聞きました



「どんなふうに特別に…ですか?」



小さな魂は言いました



「よくわからないんですけど…」



「光であると言うのは特別なことで、その特別にはいろんな面があるんだよ」



神様は説明しました



「特別に親切だというのものもある、

特別に優しいというも

特別に創造力があるとか

特別に我慢強いというのもあるなぁ

他にどんな特別を考えられるかな?」



小さな魂はおとなしく座って首をひねり、それから叫びました



「たくさんの特別が考えられますよ

特別に人の役に立つ

特別に気前が良い

特別に友情に厚い

それから特別に思いやりがある」



「うまいぞー」



神様うなずきました



「いつだって君は、そのすべてになれるし、そのうちの1つを選ぶこともできる

それが光であるっていうことだからね」



「僕、何になりたいか わかりますよ

何になりたいのかわかってます」



小さな魂は興奮して大声を上げました



「僕、許すということで特別になりたいな

許すという特別もありますよね」



「あるとも」



神様は小さな魂に請け合いました



「それも、とっても特別なことだよ」



「それじゃあ、僕はその特別になります

特別に許すって言うことを体験してみたいな」



小さな魂は言いました



「よろしい  ただ1つ厄介なことがある」



神様は言いました



小さな魂は少しじれてきました

だって話がなかなか先に進まないようでしたから



「厄介なことってなんですか?」



小さな魂はため息まじりに尋ねました



「許す相手がいないということだよ」



「いないんですか?」



小さな魂は自分の耳が信じられませんでした



「いないんだよ」



神様は繰り返しました




「私が創ったものは全て完璧だ

私が創造した魂は、皆君と同じように完璧なんだよ

周りを見回してごらんそう」



そう言われて、小さな魂は大勢の魂に取り囲まれていることに気づきました

小さな魂が神様と、普通ではない対話をしている、そう聞いた魂たちはどんなことを話しているのか知りたくて、はるばる遠くから、それも神様の王国のあらゆるところからやってきたのです


魂たちが集まっているのを見て小さな魂は頷かずにはいられませんでした


どの魂もそれぞれに素晴らしく、見事で小さな魂と同じように完璧でした

そんな素晴らしい素晴らしい光の魂たちが集まっているのですから、それはそれは明るくて目もくらむばかりでした



「ほらね  誰を許したらいいだろう」



神様はいました



「そんなの困りますよ」



小さな魂は不満でした



「僕は許すと言う特別を体験したい

それがどんな感じか知りたかったのに」



その時に小さな魂は、これが悲しみというものなのかと思いました


すると集まった魂たちの中から、友情あふれる魂が進み出ました



「心配しなくてもいいわ  小さな魂さん」



友情溢れる魂が言いました



「私が助けてあげる」



小さな魂はぱっと顔を輝かせました



「でも、君に何ができるのかなあ」



「何かあなたに、許されることをしてあげるわ」



「そんなことができるの」



「できますとも」



友情溢れる魂は明るい声で叫びました



「次の人生であなたと出会って、何かあなたに許されることをすればいいのよ」



「でもどうして?どうしてそんなことをしてくれるの」



小さな魂は尋ねました



「だって君は、そんなに完璧な存在なのに

君の振動がとても早くて、明るく輝いているのでまぶしくて見ていられない位だよ

それなのにその振動を遅くして、明るい光を闇にに変えてしまうなんて

どうしてそんなことしようと思うの?」



君は星の間で軽々と踊り、神様の王国を思考と同じ速さで飛び回っている

その君が、次の人生で僕と出会い、重くなって悪いことをしてくれるなんて  どうして?」



「簡単だわ」



友情溢れる魂は答えました



「あなたを愛しているから」



つづく